
ドラマ『ハゲタカ』は現実に存在する企業をモデルとしてストーリーが作られているみたいだね。

たくさん登場するようだし一つ一つ見てみるか
はじめに
ドラマ『ハゲタカ』では三葉銀行などを筆頭に、数多くの企業が登場します。
そしてそれらの多くは現実の企業をモデルにして設定されています。
また、実際での出来事を元ネタにしているパターンも多いです。
一つ一つ見てみましょう。
三葉銀行
主要人物の一人、芝野健夫の所属している都市銀行です。
大蔵省(現在の財務省)が公認した初のバルクセールを行ったという設定です。
またのちに東亜信託銀行、中日銀行と合併しUTBファイナンシャルグループを発足します
モデル
そして三葉銀行のモデルとなったのは『三和銀行』です。
三和銀行はかつて実在した日本の都市銀行です。
2001年に東洋信託銀行、東海銀行と合併し、UFJホールディングスを発足しました。
上の合併についての話が現実に起きた出来事をモデルとしてますね。
ちなみにUFJホールディングはその後も合併を行い、最終的に「三菱UFJ銀行(かつては三菱東京UFJ銀行)」となりました。
ホライズンジャパン・パートナーズ
主人公・鷲津政彦が設立し社長を務めている投資会社(投資ファンド)です。
鷲津は有力金融グループ『ケネス・クラリス・リバプール』の出身であり、ホライズンジャパン・パートナーズは同社の日本法人という扱いです。
次々と企業を買収する「ハゲタカファンド」として恐れられています。
モデル
ホライズンジャパン・パートナーズのモデルとなっているのは『ユニゾン・キャピタル』という投資会社です。
世界有数の金融グループ『ゴールドマン・サックス』、そこの出身である日本人らによって設立されました。
実際にハゲタカファンドとして知られており、スシローや旭テックなど有名企業にも手を出しています。
設立者が海外の有力金融グループ出身であるという点、ハゲタカファンドを行っているという点で共通点があります
原作でのホライズンジャパン・パートナーズの名前が『ホライズン・キャピタル』であることを考えると、名前も似てますね。
日光みやびホテル
主要人物・松平貴子の父親がオーナーを務めるホテルです。
日本最古のリゾートホテルであり、名前通り日光にあります。
鬼怒川や中禅寺にもホテルを持っています。
モデル
日光みやびホテルのモデルとなっているのは『金谷ホテル』です。
現存する最古のリゾートホテルとしての伝統をもっており、日光と中禅寺に二つのホテルをもっています。
最古のリゾートホテルということや、立地などがモデルとなっていますね。
おわりに

現実の出来事や企業と絡めてみると面白いな

ドラマで登場するたびに情報を更新していくからね